ライターを始めたての頃は、とにかく記事を書くことに必死ですよね。しかしある程度書けるようになってくると訪れる伸び悩み。
「記事は書けるようになったけど、このままで良いのかな・・・」
「Webライターと名乗れるほどの記事が書けているのかな?」
伸び悩みを解消するためには、スキルアップをすることです。
初心者ライターによく言われる「とにかく記事を書く!」という方法。
もちろん大切なことですが、やみくもに書いていてもライターの腕は上がらないんですよね。
勉強したことはアウトプットすることが重要です。
また、Webライターの仕事から少し広げて他の分野を勉強することも良いでしょう。
具体的に、Webライター初心者がスキルアップする方法をご紹介します。
・さまざまな仕事を受注する
・Webライティングについて一から勉強をする
・資格を取る
・別のジャンルを勉強する
SEOの知識を学ぶ
Webライターにとって、SEOの知識は必須です。SEOの知識があれば、googleで上位に表示される記事を書けるということです。もし、まだしっかり勉強していないのであればスキルアップのチャンス!
仕事を受注していると、クライアントさんによってSEO対策のやり方もさまざまで、どれが正解なのかわかりづらいですよね。
しっかりSEOの勉強をしてみてわかったことは、SEOの本質を理解することが大切だということです。「SEO対策の方法」よりも「SEOとは何か?」を理解しておくと、どんなことにも対応できるようになります。
「SEOって何?」という方におすすめなのは、こちらの本です
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対話形式なので、SEOが何か全くわからなくても内容が飲み込めます。
目先のテクニックを覚えるより、まずSEOの基本的な部分を知っておくことで、今後の変化にも対応していけます。
文字数もそれほど多くないので、本が苦手な人でも読みやすいですよ。
動画で学びたい方はこちらがおすすめです
さまざまな仕事を受注してみる
一つの仕事を続けることも大切ですが、いろいろなクライアントさんと仕事をしてみるのもスキルアップには有効です。というのも、クライアントさんや仕事の内容によってフィードバックの内容が違うから。
- 「上位表示するための要素が欠けている」
- 「文末表現が重複している」
- 「主観的な内容で書かれている」
など、なかなか気づかない自分の癖をいろいろな角度から教えてもらうことができます。
単価も大切ですが、勉強のために単価が低い案件も受けてみるのがおすすめです。
Webライティングについて一から勉強をする
ある程度仕事を受注できるようになって、改めてWebライティングについて勉強するのは効率が良いなと実感しています。
知識なしでいきなり勉強すると、知らない用語が出てきたり、何を指しているのかイメージしにくかったりするんですよね・・・。
Webライターの仕事をやってみてから勉強すると、内容がすんなり入ってくるし、自分に不足している部分はどこなのか簡単に気づくことができます。
どんな勉強法でも良いですが、私のおすすめはWebの講座を受講することです。
というのも、私は副業ライターなので限られた時間の中で勉強するには、空いている時間にこまめに勉強できるWeb講座が合っていました。
現在受講しているのはWriting Hacksです。
教材の動画を何度も見返すことができるので、一通り勉強し終わっても何度も復習ができます。
一つずつの動画は長くないので、「次も見てみようかな」と、どんどん進めることができました。
何よりおすすめなのが、3回の添削が受けられるところ。
講師は沖ケイタさんと原千明さん、そして新講師のワカジツさん。
細かいところまで丁寧にチェックしてくれて、具体的に「こうするといいよ!」というアドバイスをもらえるため、すぐに自分の引き出しに取り入れることができます。
スキルアップするための方法を学びたい人はぜひ。
なるべく勉強にお金をかけたくない人は、本を読んだりYouTubeなどで動画を探したりするのが良いでしょう。
ただし添削してもらうことはできないので、学んだことをしっかり実践できているのかどうか自分で確かめる必要がありますね。
本で勉強するならこちらがおすすめ
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SEOや文章の書き方、キャッチコピーなど幅広く知ることができます。
1冊読み切るのには時間がかかりますが、手元においておき辞書的な感じで使ったり、必要な部分だけ読むのもおすすめ。
持っていて損はありません!
資格を取る
Webライターに関係する資格を取るのもおすすめです。基本的なところから勉強できるし、取得した資格はポートフォリオに載せることができます。
さまざまな資格がありますが、ここでは比較的取りやすい資格を2つご紹介します。
・取りやすい資格なら「WEBライティング技能検定」
Webライター検定3級
クラウドワークスのWebライター検定3級は無料で受けられます。難易度が高いので、受ける前に講義動画を見るのがおすすめ。
この講義動画は、無料で見ることができ、Webライターの知識を深めるためにとても役に立つので一通り見ておくと良いでしょう。
検定は不合格でも2週間経てば再度受験できるので、何度でも挑戦できます。
WEBライティング技能検定
WEBライティング技能検定は、ヒューマンアカデミーの通信講座を受講すると受けられます。教材が32,000円(税込)なので、少々高いのですが・・・
試験の内容はそれほど難しくないので、Webライターの仕事をする上で資格を持っておきたいという人にはおすすめ。
試験は1か月に1回、土曜日か水曜日に行われています。オンライン試験なので、自宅で受験が可能。
私も11月に受講して現在結果待ちです。試験はそこまで難しくありませんが、記述式部分は減点方式のためどう点数に響くかちょっと心配ではあります。
(12/7に合格しました。“WEBライティング実務士”のアイコンをもらうことができます⇓)
一度やり方を覚えれば自分でどんどん発想力を鍛えることができます。
別のジャンルを勉強する
Webライターはライティングの技術を勉強することは大切ですが、視野を広げて幅広く勉強するとWebの全体像が見えてきます。
勉強するならおすすめのジャンルを3つ紹介します。
・Webデザイン
・HTML
Webマーケティング
良い記事を作成するために、マーケティングの知識を付けるのがおすすめ。
読者にとって役に立つ記事とはどんなものなのか、集客につなげる記事を作成するにはどのようにしたらよいのか。
マーケティングを学んで価値のある記事を作成できるようになれば、Webライターとしてかなりの強みになります。
こちらの本がおすすめ!
引用元:Amazon
レストランを例にわかりやすく書かれているので、全く難しくなく内容がスーッと入ってきます。
ライティングでも、ただ文章を書くだけでなく読む人にどんな価値を与えられるのかを考えながら書いた方が相手に伝わりますよね。
難しい文章を読むのが苦手な人は、物語部分だけ読んでも参考になると思います。
小説が好きな人も面白く読めますよ!
Webデザイン
ライティングとデザイン、どちらもできれば仕事の幅を広げることができます。記事をライターに発注し、デザインをデザイナーに発注しているクライアントさんがいれば、両方できる人に頼んだ方が手間も省けるというメリットになりますよね。
少しでもデザインを学んだことがある人なら、本を読んだりYouTubeで動画を探したりして勉強できると思います。
初心者にとって、独学で学ぶのは少々難しい分野だなと思います。そこでおすすめなのが、動画を見ながら学ぶ方法です。
ライターの勉強でおすすめしたWritingHacksですが、こちらにはDesign Hacksというコースもあります。
PhotoshopとIllustratorの使い方を習得することができます。
他のWebデザイン系のスクールに比べると価格もリーズナブルなのが嬉しいところ。
るちこ先生が初心者の方にもわかりやすく丁寧に教えてくれます。
動画で学んだあとは、課題が出るので、実践することでどんどんスキルが身についていきます。
動画を見ただけで学んだ気になってしまう私にはピッタリ。「これはどうするんだっけ・・・?」と動画を何度も復習しながらなんとか課題をこなしています。
添削ではほめてくれたり、具体的にこうすると良いというアドバイスをもらえるので、独学で勉強するよりもモチベ―ションもアップするし、上達も早いんじゃないかなと思います!
(センスはどうにもなりませんが・・・笑)
そして、超初心者の私は動画で学ぶだけではなく、本も使いながら勉強しています。動画を見ながら同じように作業しようとすると、どうしても画面が小さくなってしまい操作がわからなくなることもあるんですよね・・・。
一緒に学ぶ本はこちらがわかりやすくておすすめ
引用元:Amazon
まず基本的な操作を知りたい方は、こちらの本がおすすめです。
教材に使うデザインもダウンロードできるので、本を見ながら一つずつやり方を確認することができます。
Kindle版もありますが、私は紙の本の方が見やすかったです。
PhotoshopやIllustratorは有料なので、時間がとれるときに始めるのが良いですよ!
Illustrator版もあります
引用元:Amazon
Skill Hacksには、ライティングやデザイン以外にも様々なコースがあり、他のオンラインスクールに比べるととてもリーズナブルにスキルを取得できるので気になる方はチェックしてみてください。
HTML
htmlの知識があるとWebライターとしてかなりの強みになります。
記事を提出する際、テキストのみで提出するお仕事もあれば、WordPressに直接入力するお仕事もあります。
WordPressは、「ビジュアル」で簡単に作成することもできますが、表示が崩れたりなかなかうまく入力できないときは「テキスト」画面で確認する必要が出てくるんです。
htmlがわかっていれば、どこをどう直せばきちんと表示されるかなどがすぐにわかります。
また、「コーディング込み」という納品形式のお仕事もあります。これは、テキストにhtmlタグをつけて納品するんです。
私も最近このような案件を頂いたのですが、コーディング込みだと文字単価1.2円、テキストのみだと0.8円でした。これは、できないと損ですよね!!
本格的に覚える必要はないかもしれませんが、Webライターを続けていくのであれば基本的なhtmlについて知っておくことが必要になってくるでしょう。
基本的なhtmlを知りたい方は、ライターステーションのサイトも参考になります!
webライターの収入アップの近道!htmlを覚えて付加価値をつける
まとめ
初心者Webライターが伸び悩んだ時に実践するとよい、おすすめのスキルアップ方法をご紹介しました。
悩んで手が止まってしまっては時間がもったいないので、別の分野で気分を変えるのもおすすめです!
そして、学ぶだけで終わらせるのではなくインプット⇒アウトプットすることが必須です。
ちなみに、私は副業でWebライターをしていますが、副業だからこそ勉強の時間がしっかりとれているのではないかと思います。
限られた時間の中でやらなければならないため集中力も上がります。それに、本業という収入源があるからこそ、まずは勉強の時間に充てることができるんですよね。
Webライティングで大切なことは、仕事をもらうことはもちろんですが、納品した記事を次につなげることではないでしょうか(*^^*)
ぜひ一緒にスキルアップしていきましょう!